自然の薬で体質改善 自然妊娠で優秀児を産もう

         

 

 私の子宝相談は、体質改善が基本です。家庭菜園などで野菜を作る時に、皆さん土に肥料や石灰などの土壌改良剤を入れますね、生育途中でも追い肥を入れて育ちを良くしますね、でも最近の若い女性の食生活・食事内容を見ると、パン・コーヒー・生野菜・ケーキ・ジュース・アイスクリームなど、ビタミン・ミネラル・酵素など活力を産生する栄養素が不足したり、自己流のダイエットなどで栄養のバランスが崩れて、低体温や便秘症になったりします。この為、女性ホルモンの分泌が悪くなり、排卵不良や生理不順になったりします。この為、「妊娠し難い体質」となってしまいます。妊娠を望む方は先ず毎日「基礎体温」を測って「基礎体温表」にグラフを描いて下さい。
 このグラフを基に「畑に肥料を入れる」ように、不足している栄養素のバランスを調節しながら、低体温や便秘症など改善しながら、体質改善を行います。

     

 たとえば、低温期に問題がある方は卵子の生育に問題があります、年間10回位、生理が来る方でも妊娠に適した卵子を排卵出来るのはその内の3〜4回と云われております。この低温期の体質改善の栄養を入れる事で、良い卵子を排卵する事が出来ます。

 生理と生理の中間くらい(排卵日の前)にお腹が痛む方は、「排卵痛」が考えられます。このような方は卵巣から卵子が卵管を通過する時のトラブルです。卵巣や卵管などに問題があります。このような方には体質改善薬と漢方薬で問題を解決して行きます。
 高温期が低い、または体温が乱高下で折れ線グラフの人は、胎盤の発育に問題があります。上手く受精しても着床出来ない、または三月以内に流産をしてしまう。着床障害などの問題があります。 このような人には、体温を維持させて、妊娠維持できるような漢方薬を組み合わせて使用します。

 

 出産まで十月十日と云われておりますが、優秀児を安産するカギは、胎盤です。母体からの栄養や酸素をたっぷりと含んだ血液をこの胎盤を通じて、胎児に供給して、胎児からの排泄物を胎盤が処理をするのです。胎児は2800〜3500g位で産まれますが、胎盤は5000〜6000gまで成長して、胎児が出産した後に後産として、体外へ排出されます。胎盤は胎児を育てる「乳母」のような役割をしてくれます。この胎盤の生育が良いと「つわり」も軽くて「安産」の傾向になります。

 

 ですから、「優秀児を安産」するカギが、自然薬を与えて、健康な胎盤を育てることです。 このような場合のサポート薬は、身体を温め血行を良くする、熟成ニンニクエキスの「キョーレオピン」や妊娠し易すい体質にする、ビタミンE製剤の「トコベールE」や牛骨粉から作られたカルシウム剤の「ボンエナCa」などを併用します。