茨城人の健康は納豆から

 
     

 大震災の直後でも、ライフラインが止まっても、「茨城人」特に「ひたちっこ」は大好きな、納豆を食べ続けておりました。
 納豆には、納豆菌が作り出すネバネバの中に「ナットウキナーゼ」と呼ばれる血栓溶解酵素が、血栓を溶かして血液をサラサラにしてくれます。又、ビタミンK2が豊富に含まれているので、骨を丈夫にして骨折を防ぎます。又、リノール酸ビタミンEが含まれているので、血圧を下げ血管の老化を防ぎます。又、イソフラボンが含まれているので更年期や老化現象を防いでくれます。その他、病原性大腸菌の抑制や抗ガンの効果 もあると云われております。
 ただし、納豆にはビタミンK2が含まれているので、病院薬の「ワーファリン錠」を服用している患者さんは「納豆を食べないでください」と注意されます。
 このように、納豆大好きな茨城人も、納豆の食べ方は「タレとカラシとかき混ぜて、熱々のご飯に混ぜて食べるだけ」とワンパターンです。
 今回は、とっておきの納豆の美味しい料理をお教えします。

 

納豆の餃子 3人分

 材料
 餃子の皮    1パック(15枚入り)
 納豆       1パック(好みの銘柄、タレ。カラシ付き)
 キャベツ     皮1枚  50g
 ネギ       太さ親指大で長さ5センチ 15g
 ベーコン     10センチの長さ 5枚
 食べるラー油  小さじ1杯
 カラシ      チューブ入り少々


 作り方
どんぶりに納豆を入れてタレとカラシを入れてよくかき混ぜる。
フライパンにベーコン5枚並べて、カリカリに焦げるまで両面を弱火で炒める。
炒めたベーコンを、5ミリ角に微塵切りして納豆のどんぶりに入れる。
5センチの長さのネギを、小口に切ってから微塵切りにして納豆のどんぶりに入れる。
食べるラー油、小さじ1杯を納豆のどんぶりに入れて、全部を良くかき混ぜる。
次に、キャベツの皮1枚を千切りにしてから、微塵切りにして、ボウルに入れる。
餃子の皮を、まな板の上に広げて、中心部にチューブのカラシを薄く塗る。
ボウルから小さじ1杯のキャベツの微塵切りを取り、中心部に丸く広げる。
先ほどの、かき混ぜた納豆を小さじ1杯取り、キャベツの上に軽く乗せる。
指先を水で濡らして、餃子の皮の半円周上を湿らせて、餃子の皮をヒダヒダを作りながら形を整える。
フライパンにゴマ油を敷き、中火でフタをして焼き、途中からお湯を差して蒸し焼きにし、底がカリカリ、上がモチモチになるように焼きあげる。
1人前5個ずつお皿に盛り付けて、熱々のうちに食べる。
醤油をかけて食べても美味しいですが、納豆にタレが入っているので、このまま食べても美味しいです。ブタ挽肉の代りにカリカリベーコンを入れてブタのうま味を入れてますし、納豆の臭みやしつこさが取れて、キャベツと納豆のコラボが絶妙なマッチングです。今回はニンニクとニラを、敢えてはずしているので、非常にアッサリ・サッパリと軽い味付けですので、何個でも食べられます。
納豆大好きな皆さん、是非「納豆餃子」作って食べてください。