心臓病を予防する赤ワインと

血圧を下げる柿の効用

     
         

 最近、テレビや雑誌で取り上げられている、食材は「赤ワイン」です。赤ワインに含まれている、ポリフェノールと云う赤い色素が、悪玉コレステロールの酸化を抑えて、動脈硬化や心臓病の予防に素晴らしい効果があると発表されました。また、冬の食材の「柿」は血圧を下げる作用や、酒の解毒作用が優れている「タンニン」や、かぜのウィルスに対して、のどや鼻の粘膜を丈夫にする「ビタミンA」「ビタミンC」が多く含まれており、冬の季節の健康食材です。
 さて、すぐれものの「赤ワイン」ですが、お酒で、アルコールが入っているので、子供や女性や高齢者には不適切です。そこで、「赤ワイン」のアルコールを抜いて、酒毒を分解する「柿」と肩こり筋肉痛を緩和する作用の「葛」の、コラボレシピを紹介します。

 

柿入り赤ワイン葛羊羹

 材料
 赤ワイン        1本(720ml)
 熟し柿         2個(干し柿なら4個)
 砂糖          100g
 オレンジキュラソー  50ml
 寒天          1本(5g)
 葛粉(吉野葛)     30g


 作り方
鍋に、赤ワイン1本(720ml)入れて、弱火にかけます。
熟し柿の皮をむいて、ヘタと種を取り、包丁で細かく微塵切りして鍋に入れます。
(干し柿ならば、ヘタと種を取り、包丁で細かく刻みます。)
柿を赤ワインの入った鍋に入れ、アルコールを飛ばすようにフタを外して煮詰めます。
30分〜40分程、煮詰めてアルコールが飛んだならば、砂糖100g入れて、火を止める。
別の小鍋に、水300ml入れて、寒天1本(5g)を細かくちぎって入れて、良く水を吸わせてから、
火にかけて、透明になるまで煮て溶かす。きれいに溶けたら、ザルでこしながら、赤ワインの鍋に入れる。
また、別の小鍋に、水120mlと葛粉30gを入れて、ヘラでかき混ぜながら、微火にかけて、ゆっくりと加熱する。白い色から透き通るようになったら、火を止めて、ザルでこしながら、赤ワインの鍋に入れる。
赤ワインの鍋にすべての材料が入ったので、ヘラで材料を良く混ぜながら、火をつけて加熱し、オレンジキュラソー50mlを加えて、タッパーや型に入れて、冷蔵庫で1晩冷やす。
羊羹の作り方は、一度覚えてしまえば簡単です。寒天を加熱して溶かし、粉を加えると、羊羹ができます。葛粉の替わりに「きな粉、黒ゴマきな粉」を加えたり、柿の替わりに「いちじく・干しナツメ・りんご・みかん・洋ナシ・キウイ」など何でも羊羹になります。
お正月料理などに、手作りの「柿羊羹」など、いかがでしょうか。
私のブログにも作り方載せておきます。「健康みみブクロ」で検索して下さい。