春は芽出度い

発芽野菜を食べよう

   

薬膳では「春は芽の物、夏は葉の物、秋は実の物、冬は根の物を食べよう」と云われております。
漢方では、「春は発生」「夏は成長」「秋は収穫」「冬は閉蔵」と云い、春は大地が胎動し生命が生まれ芽生えて育つ季節です。
最近の冷凍食品やレトルト食品は、つい便利で簡単に食べてしまいますが、このような保存食はビタミンや酵素などの身体の健康を維持する大切な栄養素が不足しています。食物は鮮度が落ちるとビタミンや酵素が死んでしまうので新鮮な物を食べる事が大切です。
「調子が出ない・何をやっても上手くいかない・芽が出ない」と云う人は、発芽野菜で運を切り拓き目出度く開運して下さい。


モヤシ・芽キャベツ・タラの芽と鯛の蒸し焼き、くろず醤油タレかけ 4人分

 材料
具材A
 豆モヤシ   1袋
 芽キャベツ  1パック(5〜6個) 縦にスライス    
 タラの芽    1パック(5〜6個) 縦にスライス 
 鯛の切り身  4切れ
 日本酒    大さじ1杯
 塩・コショウ  少々
タレB
 食べるラー油  大さじ4杯
 紹興酒      大さじ4杯
 くろず       大さじ4杯
 しょう油      大さじ4杯
 ハチミツ     大さじ4杯


 作り方
1. 鯛の切り身の皮目に、包丁で十字に切れ目を入れる。
2. 日本酒を全体にまぶして、皮目に塩・コショウを軽くふりかけ、ロースターで皮目が焦げる位に焼きあげる。
3. 熱した中華鍋に、食べるラー油を入れ、タレBの材料を入れ、かき混ぜながら半量になるまで煮詰める。
4. 蓋付きのフライパンを用意して、モヤシを敷き、芽キャベツ・タラの芽を載せ、最後に鯛を皮目を上にして載せて、蓋をして5〜6分間中火で加熱して蒸し上げる。
5. 白い皿に、モヤシを下に入れ、鯛を載せ周囲に芽キャベツとタラの芽を散らして、熱々の、タレBを鯛の上から注いで出来上がり。

 アドバイス
 くろず醤油のタレは、中華料理で白身魚を素揚げにして白髪ねぎを添えた上に熱々のタレをかけたり、甘酸っぱく醤油とラー油とハチミツと紹興酒が合わさって、とても美味しいタレです。片栗粉を水で溶いて加えてとろみをつけても美味しいです。